「医師が教える食事術」食改善で変わったこと
こんにちは、あきやまです。
皆さんは毎日の食事で気を付けていることはありますか?今回は医学的に正しい知識を身に付けることができる「医師が教える食事術」を紹介します。
それでは早速見ていきましょ~
目次
「医師が教える食事術」の詳細
筆者の牧田善二(まきたぜんじ)さん
AGE牧田クリニック院長。「金スマ」などにも出演されていて、20万人以上の患者さんを診ているらしいです。
序章「人体のメカニズムにそった最強の食事」
この章では普段口にしている清涼飲料水や缶コーヒーなどの裏の顔、そして血糖値コントロールの重要性を解説しています。
ちなみにコカ・コーラ(500ml)には角砂糖14.1個分の糖分があります。このようにメーカーは「至福点」と言って血糖値を上げ、気分がハイになるように商品を設計しています。これは無視できませんよね?
さらに怖いのが、こうしたものを口にし、何度も血糖値を急激に上げるとインスリンの反応を鈍くします。インスリンとは上がった血糖値を下げてくれるホルモンで、分泌が遅れると血糖値が下がってきているのにもかかわらず、平常値よりさらに下がってしまいます。これを「反応性低血糖」と呼びます。
序章では「反応性低血糖」が引き起こす悲劇や、スーパーで見かける商品の裏の顔に注目してみてください。
第1章「医学的に正しい食べ方」
世の中で常識とされていることは間違いだらけです。例えば太る原因は何だと思いますか?答えは第2章で徹底的に解説します。
少しヒントを出すと脂質ではありません。勘違いしていた人も少なくないと思います。スポーツ系の専門学校に通っている友人も同じ間違いをしていました。つまり学校でも間違いを教えてしまっているということなんですね。
脂肪を食べたからと言ってそのまま脂肪になるわけではありません。消化・吸収の過程で合成や分解され別の物質に変わります。コラーゲンなども同様で、食べたからと言ってお肌がプルプルになるわけではないのです。
第2章「痩せる食事術」
第1章の答えは「糖質」です。糖質は分解されるとブドウ糖になり、血液中に行き渡ります。このままだと血糖値が上がってしまうのでインスリンが分泌され、余ったブドウ糖をグリコーゲンに変えます。このグリコーゲンは肝臓や筋肉の細胞に取り込まれますが、取り込む量にも限界があります。ここでもはみ出してしまった場合に、グリコーゲンは中性脂肪として脂肪細胞に吸収されます。
つまり糖質を過剰摂取してしまうと、太る原因になります。さらに怖いのが、この中性脂肪は減らすのが難しい点です。理由は…本編をご覧ください(笑)
第3章「パフォーマンスを最大化する食事術」
この章は小技もかねている(私が解説するまでもない)ので、ぜひ本編をご覧ください。なんならサラっと読んでもいいかも。
第4章「老けない食事術」
老化の原因は2つ「酸化」と「糖化」です。酸化は細胞を錆びた状態にします。睡眠によって解決することができるので、詳しくは以下の記事をお読みください。
糖化はもっと厄介で、細胞を焦がした状態にします。糖化はタンパク質や脂質がブドウ糖と結びつくことで起こります。これらが合成されるとAGEという質の悪い物質を生み出してしまいます。
この章で最も注目してほしいのが、このAGEです。老化が気になっている方はぜひ読んでみてください。
第5章「病気にならない食事術」
この章で少し訂正したい項目があります。「プロテインの過剰摂取が賢臓を壊す」かどうかは、まだ明確な答えが出ていないということです。というのも答えを出すための実験が倫理的に難しいからです。
もし実験するとなると、タンパク質を過剰摂取させるために人体実験が必要になるため、今後どうなっていくのか要チェックです。
「医師が教える食事術」の感想
赤枠のページは熟読してください!このページに各章のまとめが書かれています。後は詳しい内容とおまけだと考えてもらって大丈夫です。
私はこの本を読んで普段の食事がガラッと変わりました。1日3食だったのが5食になり、日中のパフォーマンスが上がり、血糖値も安定したので疲れにくくなりました。皆さんも正しい知識を身に付け、毎日を楽にしていきましょう!
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最後に
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ではまた明日お会いしましょ~